魚突きに必須!フィンの必要性と使い方

魚突き

フィンは魚突きの基本的な道具ですが、役割や必要性を理解しておかないと上手く扱うことができません。また、フィンは安全性・快適性にも大きく関わってくるので、自分の足や各シーンにぴったりな製品を選ぶことも大切です。

いざ、フィンを着けたはいいものの、上手く使うことができず、水中で思ったように移動ができないということになってしまいます。

フィンを付けると、素足の時よりも水中を早く泳げますが、なかなかフィンの使い方に慣れないと、バタバタ水を叩くだけで前に進めず疲れるだけになってしまいます。

今回はそんなフィンの使い方と必要性をまとめていきます。

目次

フィンの必要性

フィンとは、いわゆる「足ヒレ」のことで、足に装着する水かきがついた道具になります。

空気に比べ水中の密度は約830倍。その結果、陸上では容易に歩いたり走ったりすることが出来ても、プールや海では陸上のように歩いたり・走ったり、素早く動くことが困難です。

また、潮の流れがはやく、流されてしまったときに、推進力に乏しい素足では元の位置までなかなか戻れません。

その点、フィンを装着すれば素足以上の推進力を得られ、行動範囲もぐっと広げられます。

フィンの種類

フィンにもさまざまな製品がありますが、その特徴から大きく2つの種類に分けられます。

ストラップフィン

かかと部分のストラップでサイズを調節することができ、「着脱しやすさ・フィット感」を両立させてあり、初心者にも使いやすいです。

フルフットタイプ

サイズ調節ができないという特徴があります。その分、しっかりとフィットする製品さえ見つかれば、かかと部分まですっぽりと包み込まれるため、足との一体感が生まれます。そのため、蹴った力が効率よく伝わり、より推進力を生み出すことができます。

しかし、フィットした製品でなければフィンずれをおこす可能性があります。普段靴擦れに悩む事がない人でも、水中でふやけた足だと、かかとの上の皮がむけて痛くなったりしやすいです。そのため、フィンを使う事に慣れてからの使用をおすすめします。

共通の注意点

岸から入る魚突きでは、足の露出により、岩場で足をぶつけて裂傷の怪我をしたり、水中の微生物や危険生物によるケガの可能性が高まります。そのため、どちらの種類を使う際も、マリンシューズなどを履いた上に装着できるものを選ぶのが安全です。

また、水辺から離れたところで履いてしまうと、移動をする際に転倒しやすく危険です。フィンは浅瀬で履くか、水辺のすぐ手前で履くようにしましょう。

フィンの使い方

初心者の方がやってしまいがちなフィンの使い方として「足首をパタパタと動かす」「膝を曲げすぎたキック」があります。しかしこれでは水を捉えることができません。

太ももから脚全体をしならせるように意識して大きく左右交互にゆっくり上下させて、足ヒレは海の上に出さずに常に海の中にあるよう心がけて動かします。そうすると、ひとかきでグンッと前に進むことが出来ます。

まとめ

安全面も考えつつ、自分に適したフィンを選び、足の動かし方をマスターすることで、快適に泳げるようになるということですね。

フィンを理解し使えるようになる事は、水中での移動範囲が広がり、獲物への接近時間も早くなり、より多く魚を獲ることに繋がります。

フィンの使い方を熟知して、魚突きを楽しみましょう!

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