憧れの家庭菜園。何から育ててみようと夢が膨らみますよね!
ただ、せっかくはじめるなら失敗したくなく、育てやすいものからはじめたいですよね。
そのため、今回は初心者でも育てやすく、収穫後も利用範囲が広い水菜の育て方のポイントをまとめたいと思います。
目次
水菜の特徴
シャキシャキとみずみずしい食感が特徴の水菜(ミズナ)は、サラダや漬物、おひたし、鍋物などさまざまな料理に使われています。水菜(ミズナ)は、アブラナ科に属する野菜で、古くから京都を中心に栽培されてきたことから、京菜という名でも知られています。
水菜は約9割が水分ですが、実はβカロテンなどのビタミン類、カリウムなどのミネラル類、食物繊維などが豊富で栄養面でも優れています。
水菜の育て方
・日当たりのよい場所で育てましょう。
・小株から大株に育つまで、いつでも収穫できますが、プランターでは小株や中株で収穫します。
・冷涼な気候を好むので、栽培の適地は秋から冬にかけてです。しかし、プランター栽培で小株を利用するなら、ほぼ一年を通じて種まきができます。
・名前通り水を好むので、生育中は水切れに注意してください。
発芽温度:5~35℃ 生育温度:15~20℃
種まき
①土を入れたプランターに、10~15cmの条間を取り、支柱などで5mm深さのまき溝を2本作ります。
②まき溝に1cm間隔に種を1粒ずつまきます。種は発芽率が良いので、重ならないようにしましょう。
③まき溝の周囲の土をつまむようにして、薄く土をかける。
⑤手のひらで軽く押さえ、種と土を密着させる。
⑥種を流さないように、弱めの水流で水をやる。
間引き
小株で収穫するので間引きは2回です。
密植させて育てると、サラダなどに向く柔らかな株が収穫できます。
①発芽がそろったら2~3cm間隔に間引く。
②本葉が4~5枚になったら、4~5cm間隔に間引く。
追肥
・小株取りなら追肥は不要です。
・利用する分だけ収穫した後に液肥を施しておくと、株元から新しい葉が伸びて一回り大きく育った株を収穫できます。
収穫
・小株どりは背丈が15cm程になったら収穫します。 根元をハサミで切り取るか、根っこごと抜き取りましょう。
草丈が20~30cmになったら中株の収穫スタートです。水菜は株別れして大きく育つ性質があるので、収穫後は先述したように液肥を施して次の収穫に備えましょう。
まとめ
育てる時期の範囲が広く、利用範囲も広く、栄養も豊富。家庭での栽培にうってつけですね!
みなさんも、そんな水菜をよかったら育ててみてください!
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