【家庭菜園】プランターでのラディッシュの育て方

栽培

家庭菜園で人気のラディッシュ。彩りも良く、あると便利な野菜の1つです。

ではなぜラディッシュは家庭菜園で人気なのか?また、その魅力や家で手軽に始められるプランターでの育て方について説明します。

目次

ラディッシュの魅力

地中海沿岸原産のアブラナ科ダイコン属の野菜です。根の部分が丸い品種と細長い品種があります。丸い品種はカブによく似ていますが、れっきとしたダイコンの仲間です。

ラディッシュは種まきから30日程度で収穫できます。収穫までの期間が短く、株が小さいためプランターでも手軽に作れます。また、真夏と真冬を除く3月~晩秋まで収穫可能なので、家庭菜園でも人気です。

ラディッシュは小さいながらも様々な栄養を含む野菜で、糖を体に吸収させる作用を助け、胃腸の粘膜の再生を助け、脂肪の分解と吸収を高め、肉や魚などの消化を助けるなど様々な栄養素を含んでいます。

また、ラディッシュの赤い色の元には、強い抗酸化作用があります。

カラフルな色とカリッとした歯切れのよさが特徴で、サラダに彩りを添えるほか、ピクルスや一夜漬けにも利用されます。

育て方

・ラディッシュは発芽までは直射日光を嫌いますが、苗になると日光を好みます。日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。

発芽温度:15~30℃ 生育温度:15~25℃

種まき

・根が太る直根類の野菜なのでプランターに直接タネをまきます。

・ラディッシュは嫌光性と呼ばれる性質の種で直射日光を嫌い、浴びると発芽しない可能性があります。そのため種を蒔いた後は土でしっかりと日光から隠してあげましょう。

・バラまきもできますが、条間を10cmほどとり、2列に1cm間隔で条まきにしたほうが、間引きが容易です。

①用土を入れたプランターに、支柱などで深さ1cmほどのまき溝を2本作る。

②まき溝に1cm間隔でタネをまく。

③ふるいで5~10mmほど土をかける。

④手で軽く押さえ、種と用土を密着させ、たっぷり水をやる。

間引き・追肥

形のよいものを収穫するためには、日当たりのよい場所に置き、タイミングよく間引くこと、乾燥に注意することです。

・適期に間引いて間隔をあけないと根の形が悪くなります。

・用土の乾燥に弱く、乾かすと根が太らず形も悪くなります。

①発芽がそろったら、形の良い子葉を残して、密生した部分を間引きます。その後、500倍に薄めた液肥を与えます。

②本葉3~4枚のころに4~5cm間隔に間引きます。片手で株元を押さえて抜くと、残す株を傷めずに間引きできます。その後、1回目同様の液肥を与えます。

③その後は7日おきに、1回目同様の液肥を与えます。

収穫

・春まき、秋まきとも約30日で収穫を迎えます。根部が肥大し始めると土から顔を出してきます。

・ラディッシュは若い新鮮なもののほうが美味しいので、根の直径が2~3cmになったら収穫適期です。とり遅れるとすが入ったり、裂根して食味も落ちるので、早めに収穫しましょう。

・根が太ったものから順次、根元を持って引き抜きます。

まとめ

手軽に育てやすく、消化の手助けをしてくれるラディッシュはサラダや副菜にうってつけですね!

みなさんも良かったら、そんなラディッシュの栽培に挑戦してみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました