【家庭菜園】ニンジンの魅力とプランターでの育て方

栽培

彩りが良く日持ちもするニンジン。

たくさん収穫できた時に、長期保存できる野菜は重宝しますよね。

そんなニンジンを、自分で、手軽にプランターで育ててみませんか?

今回はそのニンジンの魅力とプランターでの育て方について説明します。

目次

ニンジンの魅力

ニンジンはセリ科の植物で、セリやパセリ、セロリなどと同じ仲間になります。

抗酸化作用がある「βカロテン」をたっぷり含み、油と一緒に調理することでビタミンAに変わって、目や皮膚を健康に保つ働きがあります。

風邪などへの抵抗力をつけるなど、免疫力も高めてくれます。

葉っぱも食べることができ、こちらはビタミンCやカルシウムが豊富になってます。

他にも、体内の余計な塩分を輩出する働きがあり血液の循環を良くするカリウム、便秘の解消や腸の働きを活性化させてくれる食物繊維が含まれています。

育て方

・日当たりのよい場所で育てましょう。

発芽温度:15~20℃ 生育温度:20℃前後

種まき

・種は直まきし、発芽までは毎日水やりして乾燥させないことが大事です。

・3~4月にまく春まきと、7~8月にまく夏まきに大別されます。失敗が少ないのは夏まきで、梅雨が明ける少し前にまくとよいでしょう。

・好光性の種子なので薄く覆土します。

①プランターに土を入れ、条間10cmをとり、支柱などで1cm深さのまき溝を2本つける。

②1cm間隔で、種が重ならないようにまく。

③種が隠れる程度に、ごく薄く土をかけ、手のひらで種を密着させる。

④たっぷりと水をやった後、新聞紙をかけ、上からさらに十分に水をやる。乾きを防ぎ、発芽したら新聞紙を取り除く。

間引き・追肥

・幼苗時は生育がゆっくりなので、急いで間引かず、葉と葉が触れ合う程度の密植で育てます。

・間引きは3回、追肥は2回です。

・間引くたびに土寄せをして株を固定します。

①本葉1~2枚で、2cm間隔に間引く。間引き後、土を寄せて株が倒れないようにする。

②本葉3~4枚で3~4cm間隔に間引く。間引き後、化成肥料10gをプランターにまき、土に軽く混ぜて、株元に寄せる。

③本葉5~6枚で10~12cm間隔に間引く。間引き後、化成肥料10gをプランターにまき、土に軽く混ぜて、株元に寄せる。

まし土

・根が太るまでは倒れやすいため、土寄せが大事です。

・太ってからは肩の部分が土の上に出て緑色に変色して、色が汚くなります。

・収穫までの間、根の上部が隠れる程度に数回まし土をして緑化を防ぎましょう。

収穫

ミニニンジンは種まき後70~90日、3寸や5寸ニンジンは100日~120日で収穫できます。

上部の根の直径が4~5cmになったら、根元を持って引き抜きましょう。

まとめ

食卓の定番のニンジンは栄養もしっかりです。

育てるのには日数もかかり、少しハードルが高めではありますが、

収穫の時の嬉しさは、それ以上です。

みなさんも、良かったらニンジンの家庭菜園に挑戦してみてください!

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