【家庭菜園】バジルの魅力とプランターでの育て方

栽培

ハーブを家庭で育て、料理に利用する。家庭菜園をする人であれば、憧れる人も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメなのが、育てやすく、万人に人気な香りで「ハーブの王様」と称されるバジルです。

今回は、そのバジルの魅力と、家庭でも始めやすいプランターでの栽培方法について説明します!

目次

バジルの魅力

バジルはインドや熱帯アジアが原産のシソ科の植物です。最大の魅力はその香りで、料理の風味を深くしてくれることはもちろん、その爽やかな香りは気持ちをリフレッシュさせてくれます。

トマトやチーズとの相性が抜群で、マルゲリータというピザには無くてはならないハーブです。他にも代表的なものにジェノベーゼというバジルをペーストにしたソースのパスタが有名です。

また刻んで、炒め物に加えたり、揚げ物の衣に混ぜたり、ハーブバターやドレッシングに加えると、その爽やかな香りを存分に楽しむ事ができます。

育て方

・日当たりのよい場所で育てましょう。

・種まきは4月中旬頃から気温を目安に、平均で20℃を超えてきてから行いましょう。収穫は6月~10月頃まで可能です。本来は多年草なので暖かいと枯れませんが、日本には四季があるため、寒くなると枯れてしまいます。それまでが収穫の時期になります。

発芽温度:20℃以上 生育温度:20~25℃

種まき

バジルは種の発芽には20℃以上の温度が必要なので、種まきは4月下旬から5月の気温が安定して遅霜の心配がない頃にまきましょう。

・65cmプランターなら3ヵ所に種をまき、育てることができす。

①プランターに土を入れ、等間隔に3ヵ所に5mm深さの穴を作る。

②1ヶ所に対して、4~5粒の種をまく。

③バジルの種は光を好むので、種の乾燥を防ぐ目的でパラパラと軽く土を軽くかける。手で軽く押さえて、種と土を密着させる。

④たっぷりの水をやる。

⑤発芽したら、成長途中に生育の良くないものから間引く。最終的に1ヶ所に対して苗が1個になるようにしましょう。

苗の植え付け

・種からも育てられますが、市販の苗を購入して栽培すると早くから収穫できます。

・65cmプランターなら3株植えられます。

①65cmプランターにウォータースペースを残して用土を入れる。

②等間隔で3つの穴を掘る。大きさは根鉢より大きくなるようにしましょう。

③根鉢を崩さないようにポットから苗を出し、植え穴に苗を置き、周りの土を寄せて植え付ける。

④たっぷり水をやる。

摘心・摘蕾

・草丈が15cmほどに伸びたら主茎を摘心して(地面から2〜3節目の脇芽)、わき芽を伸ばしてこんもりと育てます。

・温度の上昇とともに旺盛に育ち、6月中・下旬には蕾がつくので早めに摘み取ります。花が咲くと葉が硬くなってしまうためです。また、その後もわき芽が伸びて収穫が続けられます。

追肥

・植え付けて2週間後くらいから追肥を施します。肥料が切れると下葉が黄色くなり勢いがなくなるので注意しましょう。

・生育中は液肥を5~10日に1回、水やり代わりに施します。

収穫・切り戻し

・わき芽が7~8cm伸びたら本格的な収穫スタートです。生育期間中はいつでも収穫できます。収穫の際は5~6cmを茎ごと切り取りましょう。

・長く収穫するコツは早めに花穂を切り取ることです。

・摘心をした後に適切な位置で切り戻し剪定をすると、どんどん分岐が増えてたくさん収穫できるようになります。摘心したすぐ下の脇芽が伸びて、Yの字のように分岐して成長するので2節目の脇目の上でカットして切り戻し剪定をしていきます。

まとめ

バジルは暖かい時期に栽培し、切り戻しをすれば多くの収穫も望めるということですね。

爽やかで、一気に料理の雰囲気を変えてくれるバーブの王様バジル。

みなさんも良かったら、そんなバジルの家庭栽培に挑戦してみてください!

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