管理人akiです。
シーバスフィッシング、楽しいですよね!
あのシーバスが食いついた時の、強烈なファイトはとても興奮します!
しかし、せっかく食いついてきてもバラシてしまった時はとても悔しいですよね。
私もエラ洗いに泣かされた経験があります。
なので今回は、釣果アップのためのエラ洗いの対処方法を説明していきます!
目次
エラ洗いとは?
エラ洗いとは、シーバスなどの魚が異物である口に掛かったルアーを、必死に外そうと激しく水面で飛び跳ね、頭を左右に振って必死に暴れる様子をいいます。
なぜエラ洗いは起き、バラシやすいのか?、
ルアーが口の中に掛かり、それを異物だと判断した魚は嘔吐行動をとります。
その嘔吐行動の中でも、ジャンプしながら空中で行われるのがエラ洗い=ジャンプなのですが、このエラ洗いが嘔吐行動の中で最もバラシに繋がる可能性を高めます。
ヒット時は釣人と魚が1つのラインで引っ張り合う状態にあります。この時に釣人が完全に引っ張った状態にあると、魚が水中で横や下に走ることができず、力の逃げやすい上方向にジャンプすることになります。これは釣人が上方向へ引っ張るのに腕の長さまでという限界があるからです。これは後述する竿を寝かせるという方法の下方向にも同じ事が言えます。
又、ジャンプ時には魚は上方向に、ルアーは重力により下方向に力が発生していて、これに対してテンションがかけられていない状態の釣人は無抵抗です。
そして魚は体をひねることや底へ泳ぐこと、様々な動できでルアーを外そうとしますが、水面でジャンプするときには水の抵抗がなくなり、頭をより激しく振ることができます。
このように複合的な要因が重なっているので、水中よりも水面でバラしてしまうことが非常に多くなってしまいます。
そのため、ジャンプさせない事が最も重要になってきます。
エラ洗いの対処方法
エラ洗いされにくくするための対策 ドラグ調整
適度なドラグテンション設定にしておくことが、エラ洗い対策には有効です。これは引っ張り合う状態の中で、魚が水中で横や下に逃げることができる状態にするということです。
竿が完全に曲がった状態=一番引っ張られた時の状態でリールからジリジリっと少し糸が出る状態に、釣始める前にドラグテンションを調整しておきましょう。ただドラグが緩すぎると魚を疲れさせ近くに寄せることが難しいくなるので注意しましょう。
ヒット時
対策①しっかりフッキングをする
基本的には、ヒットしてシーバスが左右か沖に向かって走っているのがロッドをもつ手元に伝わったその時に、シーバスの重みをロッドのバットにのせるようにアワセを入れます。
しっかりとした重みや引きを感じるまではアワセを入れません。「コン」という軽いアタリ、いわゆるショートバイトはアワセずにそのままリールを巻き続けます。
しっかりとした重みを感じたら、
・巻き物ルアーの場合は、巻きアワセといって、リールをより素早く巻き、糸のテンションを張って針を食い込ませます。
・ジギングやバイブレーションのフォール中、ラインの動きが止まったり糸フケができたりラインが走る等のアタリの場合は、それが魚がアタったサインとなるので、すかさず竿を強くしゃくり、アワセを入れます。
しっかりとアワセ、フッキングさせることにより、そもそものバラシをしにくくするという対策です。
対策②リールを速く巻き続ける
エラ洗いをされるとラインのテンションが抜けます。テンションが抜けた状態でルアーに遠心力が掛かってしまうのでフックアウトに繋がってしまうのです。
釣人ができる対策はとにかく巻くこと、これにつきます。テンションを掛け続けることができれば、ルアーが外れるリスクを減らすことができます。
対策③近距離では魚の顔を水上に
近距離でエラ洗いをする場合、ロッドとラインの角度を90度にして魚の顔を水上に出しましょう。
足元で魚の顔を出した状態にすれば、上方向にテンションが掛かっているのでエラ洗いをされにくくなります。
エラ洗いされた時の対策
対策①竿を下に寝かす
ロッドを寝かせたり、水中に突っ込むことである程度ジャンプを阻止・又は軽減することができます。
魚が飛びそうになる前にロッドを寝かせましょう。飛び出した瞬間にロッドを倒してもエラ洗いの軽減に繋がります。
対策②近距離では魚の顔を水上に
ヒット時の対策③でも説明した方法が有効になります。
足元で糸を張っていればエラ洗いをされてもテンションが抜けることはなく、バラス可能性を減らすことができます。
まとめ
エラ洗いは魚が逃げることができなくなり、唯一逃げることのできる上に向かうことで起こるのですね。
釣りをする時は、エラ洗いされにくい状態にし、できる限りラインのテンションを掛け続けるということが大切になります。
みなさんも、この事を踏まえて釣りにのぞみ、釣果アップに繋げていきましょう!
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